「アフィリエイトリンクは、記事のどこに貼れば一番クリックされるのか」——ブログを始めて最初にぶつかる疑問だと思います。筆者もそうでした。
結論から書きます。場所で変わるのは「クリック率」までです。そこから先(成果が発生するかどうか)は、貼る場所ではなく、貼っている商品が読者と噛み合っているかで決まります。
これは理屈ではなく、自分のブログの実測で分かったことです。ある月、アフィリエイトのバナーは1,291回表示され、125回クリックされました(クリック率9.7%)。それでも、成果の発生は0件でした。
この記事では、「うるさくならない貼り方の型」を4つに整理したうえで、それを人の目に頼らず、公開前に機械でチェックさせている5項目まで書きます。非エンジニアがAIに記事を書かせている前提の運用なので、同じようにAIを使っている方にはそのまま流用できるはずです。
※ 本記事は Claude Code(筆者が使用中のAIアシスタント)が筆者の実体験を元に執筆しています。
社長:「リンクの位置な、末尾がいいって書いてる人もいれば、記事の真ん中がいいって人もいる。どっちなんだ。」
凛:「どっちも正しいわよ。ただし『クリックされるかどうか』の話に限ればね。」
社長:「それ以外に何があるんだ?」
策:「クリックされた先で申し込まれるかです。位置をどれだけ磨いても、こちらは1ミリも動きません。順番として、位置の話は後ろです。」
📌 目次(クリックでジャンプ)
1. 【問題提起】貼る場所を変えても、成果が動かないことがある

1-1. 「クリック率」と「成果」は別のメーター
まず、混ざりやすい2つを分けます。
| 指標 | 何を表すか | 主に効くもの |
|---|---|---|
| クリック率 | 表示されたリンクのうち、何%が押されたか | 貼る場所・見せ方・直前の文章 |
| 成果発生率 | 押した人のうち、何%が申し込みまで進んだか | 商品そのもの・読者との相性・申し込みの手間 |
「貼る場所」の記事で語られているのは、ほぼ全部が上のメーターです。上を1%から10%に上げても、下がゼロなら結果はゼロのままです。
ここを分けずに「配置が悪いのかな」と位置だけ動かし続けると、いつまでも原因にたどり着けません。筆者はこれを1年近くやりました。
1-2. 実測:クリックは出ていたのに、成果はゼロだった
自分のブログの数字を出します(すべて実体験の実測値です)。
| 項目 | 実測 |
|---|---|
| ある月のバナー表示 | 1,291回 |
| クリック | 125回 |
| クリック率 | 9.7% |
| 成果の発生 | 0件 |
| 提携開始から集計時点まで | 通算でも発生ゼロ |
クリック率9.7%は、決して悪い数字ではありません。つまり「押されていない」わけではなかったのです。押されていて、その先で全員が離脱していた。
この切り分けができた瞬間に、やるべきことが「位置をいじる」から「押した先の商品を見直す」に変わりました。ここが本記事でいちばん伝えたい部分です。
社長:「押されてるのにゼロって、けっこう残酷だな……。」
Claude:「ただし情報としては非常に価値があります。押されていない場合と原因が正反対だからです。押されているなら、見出しも配置も文章も機能しています。」
凛:「ここで『配置が悪いのかも』ってまた位置を動かすのが一番の時間泥棒。数字は分けて読みなさい。」
策:「押されていない → 位置と見せ方の問題。押されているのに発生しない → 商品の問題。 この二択に落とすだけで、迷いは消えます。」
2. 【本当の原因】配置の前に決まっている「順番」
2-1. 商品が読者と噛み合っていないと、位置は効かない
筆者のブログを見に来る人の多くは、「AIで自分の事務作業を減らしたい非エンジニア」でした。検索から来ている記事も、その系統に集中していました。
一方で貼っていたのは、「これからブログを始める人」向けの商品が中心でした。読者は作業の自動化を知りたくて来ているのに、出口に置いてあるのはブログ開設の案内。押してはくれるけれど、申し込む理由がない——当然の結果でした。
読者と商品がずれていないかは、次の一文で自己チェックできます。
この記事を最後まで読んだ人が、次にやりたくなることは何か。その「次にやりたいこと」に、いま貼っているリンクは答えているか。
答えていないなら、位置を変えても成果は動きません。逆に答えているなら、位置は本文の流れに沿って自然に置けば十分です。
2-2. 「単価が高い=おいしい」ではない(承認率という落とし穴)
もうひとつ、初期に必ずやる失敗があります。報酬単価だけで商品を選ぶことです。
アフィリエイトの報酬には、「発生」と「確定(承認)」の2段階があります。申し込みが起きても、広告主の審査で承認されなければ、報酬にはなりません。
筆者が実際に見た範囲でも、次のような差がありました(ASPの管理画面で見られる目安の数値であり、自分のサイトでの保証値ではありません)。
| 例 | 単価 | 承認率の目安 | 実質的な期待値 |
|---|---|---|---|
| 案件A(単価だけ魅力的) | 1,500円 | 約5% | ほぼゼロ |
| 案件B(成果条件が軽い) | 2,000円台 | 90%超 | 現実的に積み上がる |
単価1,500円 × 承認率5% は、単価75円と変わりません。 一方、成果条件が「無料の資料請求」「無料体験の申し込み」のように軽く、承認率が高い案件は、数字がまっすぐ積み上がります。
ASPの管理画面には、たいてい「EPC(1クリックあたりの平均収益)」と「確定率(承認率)」が出ています。商品を選ぶ時は、単価ではなくこの2つを先に見てください。ここを見るだけで、貼る場所の悩みの半分は消えます。
社長:「単価が高いやつを貼っときゃいいと思ってた。」
策:「そこが最初の分かれ道です。 単価は広告主の希望額で、承認率は現実の通過率です。掛け算した後の数字だけが自分に入ってきます。」
凛:「しかも承認率って、管理画面に最初から書いてあるのよ。見てないだけ。」
Claude:「ASPの数値は他の掲載者の実績を含む平均です。自分のサイトでの保証にはなりませんが、案件を選ぶ順番を決める材料としては十分に機能します。」
3. 【具体例】うるさくならない貼り方の型・4つのルール

商品が決まったら、ようやく配置の話です。筆者は次の4つを運用ルールとして固定しています。感覚で毎回決めないための型です。
3-1. 1記事に2〜3個まで
これが上限です。4個以上入れると、読んでいる側は「広告の合間に文章がある」ように感じます。実際、リンクを増やした記事ほど最後まで読まれなくなりました。
2〜3個の内訳は、記事の中盤に1つ、後半の実践パートに1つ、まとめ付近に1つ。これで十分です。
3-2. 末尾に固めない
やりがちなのが、記事の終わり際にバナーを3つ4つ並べることです。読者からすると、読み終えた達成感の直後に広告の壁が来る形になります。
「読み終わった直後」は、次の記事へ移りたい気持ちがいちばん強い場所です。ここを広告で塞ぐと、内部リンクも一緒に無視されます。関連記事への動線設計は副業ブログの内部リンク設計|7つの型と実装5ステップにまとめていますが、末尾は本来そちらに使うべき場所です。
3-3. 同じリンクを1記事に2回貼らない
「大事だからもう一度」と同じバナーを繰り返すのは逆効果でした。1回目で押さなかった人が2回目で押すことはほとんどなく、しつこさだけが残ります。
同じ商品を推したいなら、2回目はバナーではなく本文中の1行テキストリンクにする。見え方が変われば、しつこさは出ません。
3-4. すべてのリンクに「PR」表記を付ける
これはマナーではなくルールです。日本では2023年10月からステルスマーケティングが景品表示法の規制対象になり、広告であることを隠した表示は違反になります。
- バナーやボタンの近くに「PR」「アフィリエイトリンクを含みます」を明記する
- 記事冒頭または末尾にも同じ主旨の一文を置く
筆者はバナーを生成する処理そのものにPR表記を組み込み、手書きでは書かない形にしました。手で書く運用にしていると、必ずどこかで忘れます。
社長:「PR表記、記事によって書いたり書かなかったりしてたわ。」
凛:「一番やっちゃダメなやつね。ルールで決まってるものは、気合いじゃなくて仕組みで守るの。」
策:「表記を『書く』のではなく、『書かれた状態でしか出せない』ようにする。これが仕組み化の考え方です。人の注意力に依存させません。」
Claude:「表示の義務は掲載者側にあります。忘れた場合の言い訳が効かない領域なので、自動化の優先度は高いです。」
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4. 【じゃあどうやる?】公開前に自動チェックする5項目

ここからが本題です。上の4ルールは、人の目では守れませんでした。
記事を書くのはAI、最終確認は自分。この体制で数十本を回していると、確認は必ず疲れて雑になります。実際、後から全記事を点検したら、ルール違反がいくつも見つかりました。
そこで、公開する前に必ず通す「関門」をプログラムにしました。 1本あたり数秒で終わり、1つでも引っかかったら公開に進めません。チェックしているのは次の5項目です。
Step 1. リンクの目印が、本文にそのまま残っていないか
筆者は原稿に [CTA_○○] のような目印だけを書き、公開時にプログラムがバナーへ差し替える方式を使っています。差し替えに失敗すると、目印の文字列が読者にそのまま見えます。
過去に一度これをやりました。記事の中に意味不明な英字の塊が表示されていたわけです。以来、「目印が本文に残っていたら公開不可」を最初のチェックにしています。
Step 2. 存在しない商品名を指定していないか
目印の名前を打ち間違えると、差し替えが起きず Step 1 の事故になります。そこで、登録済みの商品名リストと照合して、リストにない名前が使われていたら止めます。
AIに執筆を任せていると、それらしい名前を自分で作ってしまうことがあります。「あるはず」で書かれた名前を機械で弾く、という発想です。
Step 3. 個数が上限を超えていないか・同じものが重複していないか
3-1と3-3のルールをそのまま判定させます。1記事4個までを上限とし、超えたら不合格。同じリンクが2回出てきた場合も不合格です。
判定は「バナー画像のファイル名」と「リンクに含まれる識別子」の両方で数えます。見た目が違っても中身が同じリンク、というパターンを拾うためです。
Step 4. PR表記が全部に付いているか
3-4のルールです。リンクのブロックごとに、PRを示す文字列が含まれているかを確認します。1つでも欠けていたら不合格。
Step 5. 記事として最低ラインを満たしているか
ついでに、リンク以外の基本も同じ関門でまとめて見ています。
- 本文が一定の文字数を超えているか
- 自分のサイト内の別記事へのリンクが2本以上あるか
- 記事タイトルが空でないか・長すぎないか
- 下書き段階のメモが本文に残っていないか
「公開前に必ず通る場所」を1つ作ると、チェック項目を後から足していけます。項目を増やしても手間は増えません。この考え方は、記事全体の点検を自動化した時の話(61記事のブログ監査をAIで自動化した記録)と同じです。
なお、記事の書き手側の設定でリンクをまとめて管理したい場合は、テーマ側にCTA機能が用意されていることもあります。テーマ選びの判断材料はSWELLとCocoonの比較記事に書いています。
社長:「チェックを自分でやらないって、手抜きに聞こえるけどな。」
策:「逆です。手でやると抜けるから、抜けない形にしただけです。人がやるべきなのは、そのチェック項目を決めることのほうです。」
凛:「毎回同じことを目視で確認してる時点で、それは仕事じゃなくて作業よ。作業は渡しなさい。」
社長:「言い方はキツいが、まあ、そのとおりだ。」
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5. よくある質問(FAQ)
Q1. 結局、記事のどこに貼るのが一番いいですか? 読者が「やってみたい」と思った直後です。具体的には、手順やメリットを説明し終えた場所の直後。記事の何%地点かではなく、文章の流れで決めてください。中盤に1つ、後半に1つ、まとめ付近に1つが基本形です。
Q2. 1記事に1つだけでも大丈夫ですか? 問題ありません。むしろ記事のテーマと商品が完全に一致しているなら、1つのほうが強いです。増やすのは、自然に置ける場所が複数あるときだけにしてください。
Q3. バナーとテキストリンク、どちらがいいですか? 役割が違います。バナーは目立たせたい1か所に、テキストリンクは本文の流れを止めずに触れたい場所に。同じ商品を2回出すときは、バナー1回+テキスト1回にすると、しつこさが出ません。
Q4. クリックはされているのに成果が出ません。 本記事の2章がそのケースです。貼る場所ではなく商品を疑ってください。 ASPの管理画面で承認率とEPCを確認し、承認率が極端に低い案件は差し替えます。
Q5. PR表記はどこに書けばいいですか? リンクのすぐ近く(同じブロック内)が確実です。記事冒頭や末尾にまとめて書く方法もありますが、リンクごとに付いている状態が一番安全です。
Q6. 成果が出ないリンクは、すぐ剥がすべきですか? 慌てて剥がす必要はありません。ただし、新しく書く記事でその商品を優先する理由は無くなります。既存記事はそのまま、新規記事から順に入れ替えるのが安全です。
Q7. アクセスがまだ少ないうちからリンクを貼る意味はありますか? あります。ただし目的が変わります。アクセスが少ないうちは「どの商品が押されるか」を知るための計測です。数字の見方はサーチコンソールとGA4の違いにまとめています。
Q8. AIに記事を書かせている場合、リンクの配置も任せていいですか? 配置の提案までは任せて構いません。ただし個数・重複・PR表記だけは機械で検査してください。AIは指示通りに書きますが、「全記事を通してのルール」までは自分で保証してくれません。
6. まとめ|位置より先に、商品と読者を合わせる
要点を3行にします。
- 貼る場所で変わるのはクリック率まで。成果が動くかどうかは商品と読者の相性で決まる
- 商品は単価ではなく、承認率とEPCで選ぶ。単価1,500円×承認率5%は、実質75円
- 配置ルール(2〜3個・末尾に固めない・重複なし・PR表記)は、人の目ではなく機械で守る
筆者はクリック率9.7%で成果ゼロという結果を見るまで、ずっと位置の話をしていました。押されているという事実は、位置が正しかった証拠だったのに、そこを読み違えていたわけです。
数字は、分けて読めば教えてくれます。分けずに眺めていると、何年でも同じ場所を回れてしまいます。
社長:「押されてたのに気づいてなかった、ってのが一番間抜けだな。」
凛:「でも一番よくある話よ。数字は見てるのに、意味を取り違えてる人がほとんど。」
策:「クリック率と成果発生率を別の紙に書く。それだけで判断が変わります。同じ紙に書いているうちは、原因がどちらにあるか永久に分かりません。」
Claude:「そして一度決めたルールは、次の記事から自動的に守られる形にしておく。判断は人が、反復は機械がという分担が、この作業には合っています。」
アフィリエイトは「うまい貼り方」を覚える競技ではなく、読者が次にやりたいことを、正しく手伝えているかの話でした。位置の調整は、その後で十分間に合います。
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※ 本記事は Claude Code(筆者が使用中のAIアシスタント)自身が、筆者の実体験を元に執筆しています。 ※ 本記事にはアフィリエイトリンクが含まれます。





